小さい鉢で育てられる野菜にはどんなものがあるのでしょうか。
「家庭菜園」という言葉を聞くと、なんだかお洒落だし自分自身で野菜を育てて収穫するなん素敵ですよね。
ただ、「自分の家には庭なんて無いし、家庭菜園は敷居が高いな」「ベランダにおける小さい鉢で育てられる野菜はサイズの小さい野菜しかできないんでしょ」と、あきらめている人も多いのではないかと思います。
しかし、小さい鉢で育てられる野菜も多くあり、実際に家で育てて収穫して食べている人もいらっしゃいます。
今日はそんな、小さい鉢でも育てられる野菜を7つ紹介します。
園芸初心者でも失敗しないコツについても書いているので是非参考にしてみてください。
小さい鉢で育てられる野菜7選
小さい鉢で育てられる野菜は、根の張りが浅いものや、葉や実が小さくてコンパクトなものが適しています。
例えば、以下のような野菜があります。
キュウリ:
ミニ品種なら、直径30㎝、深さ50㎝以上のプランターに1株植えることができます。
収穫まで約2ヶ月かかります。
二十日大根:
プランターや牛乳パックなどの簡易的な容器でも育てられます。
種まきから20日ほどで収穫できます。
ジャガイモ:
深さ25㎝以上のプランターに種イモを植えると、約3ヶ月後に収穫できます。
ホウレンソウ:
栽培期間が短く、真夏を除いて年中育てられます。
深さ25㎝以上のプランターに種をまくと、約1ヶ月後に収穫できます。
イチゴ:
花や実が可愛らしい果菜です。
深さ25㎝以上のプランターに苗を植えると、約2ヶ月後に収穫できます。
ネギ:
料理の薬味に使える葉野菜です。
深さ25㎝以上のプランターに種をまくと、約3ヶ月後に収穫できます。
里芋:
地下茎が肥大したイモ類です。
深さ25㎝以上のプランターに種芋を植えると、約4ヶ月後に収穫できます。
これらは小さい鉢で育てられる野菜の一部です。
他にも多くの野菜があります。
小さい鉢で野菜を育てるときは、水やりや肥料などの管理に注意する必要があります。
また、日当たりや風通しも重要です。
小さい鉢で野菜を育てる時に気を付ける事
小さい鉢で野菜を育てる時に気を付ける事は、以下のようなポイントがあります。
鉢の大きさと野菜の種類:
小さい鉢では、根の張りが浅いものや、葉や実が小さくてコンパクトなものが適しています。
例えば、キュウリやミニトマトなら、直径30㎝、深さ50㎝以上のプランターに1株植えることができます。
一方、ゴボウやジャガイモなどは、深さ25㎝以上のプランターに種イモを植えると、約3ヶ月後に収穫できます。
鉢の大きさと野菜の種類に合わせて、適切な栽培数を決めましょう。
日当たりと風通し:
野菜栽培には、日当たりがとても大切な要素です。
日陰でも育つものもありますが、ミツバやショウガなど、毎日たくさん食べる野菜とはいえません。
日当たりは午前か午後のどちらか半日以上日差しが入るのが望ましいです。
また、植木鉢菜園では風通しの良さもチェックしましょう。
風通しが悪いと病気や害虫にかかりやすくなります。
植える間隔を開けるなど、風が通るようにしてあげてください。
水やりと肥料:
小さい鉢では、土の量が少なく保水力が低いため、水やりはこまめに行う必要があります。
しかし、水やりは意外と与えすぎの場合が多いので、土の様子や野菜の成長具合を見て、
夏場は1日に2回、それ以外は土が乾いたら与えるようにしましょう。
また、水やり時に漏水や泥跳ねによる床や壁の汚れを防ぐために、鉢底には受け皿(トレー)を敷くようにしましょう。
肥料は野菜の種類や栽培期間によって異なりますが、一般的には液体肥料を2週間に1回程度与えると良いでしょう。
これらは小さい鉢で野菜を育てる時に特に気を付けたいことです。
小さい鉢で野菜を育てるメリット
小さい鉢で野菜を育てるメリットは、以下のようなものがあります。
スペースを節約できる:
小さい鉢なら、庭がなくてもベランダや窓辺などに置くことができます。
また、移動も簡単にできるので、日当たりや風通しを調整することができます。
安全・安心・新鮮な野菜が食べられる:
自分で育てた野菜なら、農薬や添加物の心配がありません。
また、収穫したての野菜は栄養価や風味が高く、美味しく食べることができます。
楽しみや癒しになる:
野菜が芽吹いたり、花や実をつけたりする様子を観察するのはとても楽しいです。
また、野菜の世話をすることでストレス解消にもなります。
食育になる:
野菜の育て方や収穫時期などを学ぶことで、食に対する関心や感謝の気持ちが高まります。
子どもや家族と一緒に野菜作りをすることで、食育にもなります。
これらは小さい鉢で野菜を育てるメリットの一部です。
他にも多くのメリットがありますので、興味があれば色々調べてみてください。
野菜を育てるのに最適なサイズの鉢
野菜を育てるのに最適な鉢は、サイズ、形状、材質の3つの要素によって異なります。
それぞれの要素について説明していきます。
サイズ:
鉢のサイズは、育てる野菜の種類や根の張り方によって選びます。
一般的には、鉢の直径や横幅が大きいほど土の量が多くなり、野菜の生育が良くなります。
しかし、鉢が大きすぎると移動が困難になったり、培養土や水やりのコストがかかったりするデメリットもあります。
育てる野菜の特性に合わせて、適切なサイズの鉢を選ぶことが大切です。
小型:
直径や横幅が20~40cm程度の鉢は、土量が6~10リットルと少なく、枝が長く伸びない野菜や、
小さいスペースで家庭菜園を楽しみたい場合におすすめです。
ラディッシュ・レタスミックス・ハーブ類などを育てるのに向いています。
標準:
直径や横幅が60~65cm程度の鉢は、土量が12~20リットルと一般的で、種や苗を植えてから収穫までの期間が短い野菜向けの鉢です。
ほうれん草・コマツナなどの葉物野菜ほか、さやいんげん・シソ・ニラなどもおすすめです。
大型:
直径や横幅が80cm以上の鉢は、土量が30~40リットルと多く、栽培から収穫までの期間が長い野菜や実をつける野菜向きの鉢です。
ナス・ピーマン・さやいんげんなどを育てたい方におすすめです。
深型:
深さが35cm以上の鉢は、土量が20リットル以上と深く、土の中で実が生長する野菜や大型野菜の栽培に適しています。
また、高さのある支柱を設置する場合にもおすすめです。
オクラ・ミニトマト・キュウリ・ジャガイモなどを育てたい方は、深型を選んでください。
形状:
鉢の形状は、プランターを設置するスペースやデザインの好みで選んでも特に問題はありません。
ただし、プランター菜園では長方形のプランターが作業性の観点から最も一般的です。
また、意外と見落としがちなのが「すのこ」です。
安価な製品では取り外し可能なすのこが無く、底面を直接メッシュ状にして排水を確保しているものが多いですが、
底面の強度が弱く壊れやすいものが多く、また栽培の後半で根が底面から張り出してメッシュを塞ぎ、排水不良となることがあります。
出来ればしっかりしたスノコ付きの製品(取り外し可能なタイプ)を選ぶようにしましょう。
材質:
鉢の材質は、通気性や排水性、耐久性やデザイン性などによって異なります。
それぞれの材質の特徴は以下の通りです。
プラスチック:
プランター菜園において最も一般的な素材です。
軽量かつ安価で実用性が高いです。サイズや形状のバリエーションも豊富です。
ただし、通気性が無く、高級感に乏しいです。
また、耐久性が劣るため、翌年以降も継続して使用したい場合にはあまり向いていません。
素焼き(テラコッタ):
通気性が良く、景観上もおしゃれです。
しかし、衝撃で割れやすく、プランター自体が非常に重く、移動が大変です。
木材:
天然素材のため外観が美しく、通気性も良好です。
しかし、他の素材と比較して経年劣化が激しいです。
プランター自体が重いです。
陶器:
デザイン性の高い陶器プランターは、原材料に「釉薬(ゆうやく)」と呼ばれる液体がかかっているため、排水性や通気性は非常に低いです。
また、重量があって衝撃にも弱いです。
初心者にはあまりおすすめできません。
簡易キット(袋):
袋ひとつで植物を栽培する簡易キットは、袋の中に土・肥料・種がすべてセットされています。
プランターと違って手軽に使用できますが、継続利用はできないので要注意です。
「忙しいけど、家庭菜園の感覚を味わいたい」「本格的な家庭菜園を始める前の練習に」という方にはおすすめです。
これらは野菜を育てるのに最適な鉢を選ぶためのポイントです。
「小さい鉢で育てられる野菜7選。初心者でも失敗しないコツ」についてのまとめ
小さい鉢でも藻だてられる野菜は意外と多く、調べてみると「思っていたより簡単に始められそうだな」という印象に変わると思います。
小さい鉢で始めて、上手く行ったら大きい鉢にチャレンジしてみるのも楽しいかもしれませんね。
その頃になるともう初心者は脱しているのではないかと思います。
小さい鉢で、自分自身で育てた野菜は食べる時は格別な思いになるのではないでしょうか。

