イチゴの育て方。プランターに植える時期と注意点は?

イチゴをプランターで植える時期はいつが良いのでしょうか?

イチゴを栽培する際にプランターで育てる人は多く、その管理のしやすさから人気の栽培方法となっています。
イチゴは主にフルーツとして扱われており、スーパーでも野菜売り場ではなくフルーツの売り場に並んでいますが、実は野菜の仲間です。
定義としては野菜の定義とフルーツの定義の中間にあたるので、厳密にいえば「果実的野菜」というのが正しいそうです。

イチゴは地植えで育てることが多いですが、手軽なプランターで育てることも人気の栽培方法です。
大きい実をつけるには少しコツがいりますが、今日はそのプランターでイチゴを栽培する際の植える時期とコツについて見ていきます。
プランターでイチゴを育てたいと思っている人は是非参考にしてみてください。

[quads id=1]

 

イチゴをプランター育てる際の適切な時期は?

イチゴをプランターで育てる際の適切な植え付け時期は、9月下旬から10月頃です。
この時期に植えると、翌年の春から夏にかけて収穫が楽しめます。

 

9月下旬から10月:

植え付け。土づくりをし、プランターにイチゴを植え付けます。

 

11月中旬から翌年3月:

休眠期。イチゴは低温にさらされることで休眠から覚めて花芽を分化します。
この時期は枯れ葉や赤く変色した葉を取り除いたり、花がつき始めると摘み取ったりして管理します。

 

翌年2月下旬から4月下旬:

開花期。平均気温が10℃以上になると花が咲き始めます。
この時期はランナーを摘み取ったり、人工授粉を行ったりして管理します。
また、トンネルで保温したり、マルチを敷いたりして温度を確保します。

 

翌年5月から6月下旬:

収穫期。赤く完熟した果実を収穫します。
この時期はナメクジの食害に注意したり、鳥害対策を行ったりして管理します。

 

翌年7月から9月:

子株作り。親株から伸びたランナーに子株ができます。
この子株を切り離してポットに植え替えて育苗します。

 

イチゴは日当たりと風通しと水はけの良い場所で育てましょう。
また、品種によって一季なり性と四季なり性があります。

一季なり性は年に一回果実をつける品種で、四季なり性は四季を通じて果実をつける品種です。
四季なり性の方が育てやすく家庭菜園初心者におすすめです。

以上がイチゴをプランターで育てる際の適切な植え付け時期と植え方です

 

冬越しをする際の注意点

イチゴを冬越しさせる際の注意点についてです。

 

イチゴは寒さに強いが乾燥に弱い:

イチゴは気温がマイナス15度くらいまで耐えられますが、乾燥すると枯れてしまいます。
冬の間は土が乾かないように水やりをしたり、マルチを敷いたりして保湿しましょう。

 

イチゴは休眠期間が必要:

イチゴは低温にさらされることで休眠から覚めて花芽を分化します。
休眠期間が短いと花や実の形成が悪くなります。
冬の間は暖かい場所に置かず、屋外で寒さに当てましょう。

 

イチゴは突然の温度変化に弱い:

イチゴは寒さに慣れる準備ができていないと、突然の温度変化によってダメージを受けます。
屋内で育てていたイチゴを冬場に外へ出す場合は、事前に少しずつ温度を下げてイチゴを寒さに慣れさせてください。

 

イチゴは冬でも花やランナーを摘む:

イチゴは休眠期間が短い場合や暖かくなると、冬でも花やランナーを出すことがあります。
これらは栄養を奪ったり、霜害の原因になったりするので、見つけ次第摘み取りましょう。

 

イチゴは冬には追肥しない:

イチゴは休眠状態に入るとほとんど肥料を使いません。
冬の間は肥料を与えたり追肥する必要はありません。
肥料を与えるときは、植え付け時や春先にしましょう。

以上がイチゴを冬越しさせる際の注意点です。

 

イチゴをプランターで育てる際の手順

イチゴをプランターで育てる際の手順は以下の通りです。

 

鉢底石を入れる:

プランターに鉢底ネットを敷いて、鉢底石を4〜5cmほどの厚さになるまで敷き詰めます。
これは水はけを良くするためです。

 

培養土を入れる:

プランターに土を半分ほど入れます。
市販の野菜用培養土やイチゴ栽培用の土を使うとよいです。

 

苗の位置決めをする:

ポットから優しくイチゴの苗を取り出して、根鉢 (根とその周りの土)は崩さずに、土の上に並べます。
このとき複数植える場合はランナーの向きをそろえておきます。
ランナーとは、イチゴの株の根元から伸びるつるのような茎のことで、花や実がつく部分です。

 

培養土を足して苗を植える:

隙間に土を入れていき、株下の膨らんだ分岐点となっているクラウンという部分が地表に出るように埋めていきます。
クラウンとは、成長点がある部分で、ここから新芽や花芽が伸びていきます。
クラウンを土に埋めてしまうと茎や葉が育たなくなるので注意しましょう。

 

水やりをする:

たっぷりと水やりをして植え付け完了です。こ
のとき水切れや水過ぎにならないように注意しましょう。

 

日当たりの良い場所に置く:

イチゴは日当たりと風通しと水はけの良い場所で育てましょう。
また、品種によって一季なり性と四季なり性があります。

一季なり性は年に一回果実をつける品種で、四季なり性は四季を通じて果実をつける品種です。
四季なり性の方が育てやすく家庭菜園初心者におすすめです。

 

追肥をする:

イチゴは開花期から収穫期まで追肥が必要です。
液体肥料や緩効性化成肥料などを適量与えましょう。

 

以上がイチゴをプランターで育てる際の手順です。

 

どんな種類がプランター育てるのに適しているの?

プランターでイチゴを育てる場合は、四季なり性の品種がおすすめです。
四季なり性の品種は、一年中花や実をつける性質を持っていて、栽培が比較的簡単です。
また、プランター栽培に適した品種は、小ぶりで酸味の強いものが多いです。

プランターで育てるのに適しているイチゴの品種としては、以下のようなものがあります。

 

章姫(あきひめ):

日本で最も栽培されている品種で、果実が大きく甘みが強いです。
収穫期は初夏から秋までです。

 

宝交早生(ほうこうわせ):

果実が小さく酸味が強い品種で、収穫期は初夏から秋までです。
耐病性が高く丈夫な品種です。

 

東京おひさまベリー:

果実が小さく酸味が強い品種で、収穫期は初夏から秋までです。
東京都農業試験場で開発された品種で、日当たりと風通しの良いベランダ向きです。

 

蜜香(みっか):

果実が小さく酸味が強い品種で、収穫期は初夏から秋までです。
花粉が少なく人工授粉が必要な品種です。

 

白蜜香(しろみっか):

果実が白色で酸味が強い品種で、収穫期は初夏から秋までです。
蜜香と同じく人工授粉が必要な品種です。

以上がプランターで育てるのに適しているイチゴの品種です。

 

普段の栄養はどんなものをあげたらいいの?

イチゴをプランターで育てる時には、液体肥料や緩効性化成肥料などを適量与えるとよいです。
液体肥料は水やりと一緒に与えることができますが、緩効性化成肥料は土の表面にまいてから軽く耕す必要があります。
また、施肥のし過ぎは株を弱らせたり、病害虫の原因になったりするので注意しましょう。

イチゴの追肥のタイミングは以下のようになります。

 

植え付け後1か月後:

植え付け時に元肥として培養土に混ぜた肥料が切れる頃なので、初めて追肥を行います。
この時期は株の生長を促すために窒素分が多い肥料を与えます。

 

2月下旬~3月上旬:

花芽が分化する前に追肥を行います。
この時期は花や実の形成を促すためにリン酸分やカリウム分が多い肥料を与えます。

 

3月下旬~4月上旬:

開花期から収穫期にかけて追肥を行います。
この時期は果実の品質や甘みを高めるためにカリウム分が多い肥料を与えます。

 

以上がイチゴをプランターで育てる時に普段与える栄養とそのタイミングです。

 

発生しやすい病害虫と予防方法

イチゴに発生しやすい病害虫と予防方法についてです。

 

イチゴに発生しやすい病気

イチゴに発生しやすい病気は、うどんこ病、灰色かび病、炭疽病、萎黄病などがあります。
これらの病気は、雨や湿気が多いと発生しやすくなります。
予防するためには、以下のような対策が有効です。

 

薬剤散布:

市販の殺菌剤や生物農薬を定期的に散布して、病原菌の増殖を抑えます。
散布する時期や回数は、品種や気候によって異なりますので、商品の説明書をよく読んでください。

 

葉など病気の症状のある個所を取り除く:

病気に感染した葉や茎、果実はすぐに摘み取って処分します。
感染部分を放置しておくと、他の株にも広がる可能性があります。

 

水はけをよくする:

プランターに鉢底ネットや鉢底石を敷いて、水はけを良くします。
また、水やりは土が乾いたときに行い、株元に直接水をかけないようにします。

 

収穫をきちんと行う:

完熟した果実は早めに収穫しておきます。
果実が傷んだり腐ったりすると、灰色かび病の原因になります。

 

アブラムシ対策をする:

アブラムシはウイルス病の媒介者となることがあります。
アブラムシを防ぐためには、市販の殺虫剤や天敵(コレマンアブラバチなど)を利用する方法があります。

 

イチゴに付きやすい害虫

イチゴに付きやすい害虫は、ハダニ類、アブラムシ類、アザミウマ類、ハスモンヨトウなどがあります。
これらの害虫は、新芽や若葉、花や実を食害して成長を阻害したり品質を低下させたりします。
予防するためには、以下のような対策が有効です。

 

薬剤散布:

市販の殺虫剤や生物農薬を定期的に散布して、害虫の発生を抑えます。
散布する時期や回数は、品種や気候によって異なりますので、商品の説明書をよく読んでください。

 

葉裏にシャワーをかける:

夏に乾燥が続くと発生しやすいハダニには、葉の裏まで強いシャワーをかけることで、害虫を洗い流すことができます。

 

畝にシルバーマルチを敷いたり、防虫網のネットをかける:

シルバーマルチを敷くと、キラキラと光るものを嫌うアブラムシやウリハムシなどの防除になります。
また、防虫網のネットをかけることで、アザミウマ類やハスモンヨトウなどの侵入を防ぐことができます。

 

以上がイチゴをプランターで育てる時に発生しやすい病害虫と予防方法です。

[quads id=1]

 

「イチゴの育て方。プランターに植える時期と注意点は?」についてのまとめ

イチゴをプランターで育てる際の適切な植え付け時期は9月下旬から10月頃です。そこから冬にかけて休眠期を経て、翌年春ごろに開花します。
冬を経験させることで花芽の分化を促すことができます。

4月の下旬ごろに花が先始め、その年の5月頃に収穫時期を迎えることができます。
イチゴには付きやすい尿害虫が多いので、そこをしっかりと対策していくことも重要になってきます。
気を付けることも多いですが、赤い実が誠実した際の感動はひと際大きいので、チャレンジしてみる価値はあるかと思いますよ。

[quads id=1]

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です