水菜の栽培はペットボトルでできる。園芸初心者にも簡単。

水菜の栽培はペットボトルでも簡単にでき、園芸初心者でも簡単に育てられる野菜です。

水菜は、現在主流で食べられている野菜の中でも特に古くから日本で食べられている野菜の一つです。
スーパーでは小型の品種をよく見かけますが、自分で栽培する時には大型の品種に挑戦してみるのも面白いかと思います。
大型の品種は小型の品種と比べ、更にシャキシャキ感を感じられ、味も濃いものになるので水菜が好きな人にはお勧めです。

今日はそんな「水菜」について、ペットボトルで育てる方法と、初心者でも失敗しないコツについて見ていきます。
ペットボトルで水菜を育てようと思っている人は是非参考にしてみてください。

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水菜をペットボトルで育てる時に揃える物

水菜は水耕栽培に適した野菜で、ペットボトルと液体肥料があれば簡単に育てることができます。
水菜をペットボトルで育てる時に必要なものは以下の通りです。

 

水菜の種:

市販や通販で入手できます。

 

栽培容器:

500mlのペットボトル(溝がついているもの)を1/3の位置で切ります。

 

培地:

台所用スポンジ(ソフトなタイプ)を半分にカットし、スポンジに切り込みを入れます。

 

液体肥料:

ハイポニカ液体肥料1がおすすめです。
根っこが浸かるくらい水を入れます。

 

遮光材:

ペットボトルカバーかアルミホイルを使います。根っこが白くなると成長が良いです。
以上が水菜をペットボトルで育てる時に必要なものです。

 

水菜をペットボトルで育てる手順

水菜をペットボトルで育てる手順については以下の通りです。

1.スポンジの切り込みの中に種を2粒ずつまく。爪楊枝につけるとタネまきしやすいです。
2.スポンジを受け皿に置いて、スポンジが水に浸かるまで水を入れる。発芽するまで、毎日水をかえる。
3.2〜5日くらい経つと、芽が出て根が伸びてくる。ペットボトルの飲み口の部分にスポンジを入れる。スポンジが水に浸かるまで水を入れる。
4.タネまきから2週間後、水を全部捨てて、液体肥料を入れる。根っこが浸かるくらい水を入れる。
5.ペットボトルを遮光する。遮光したほうが根っこがよく伸びるため。ペットボトルカバーかアルミホイルを使うのがおすすめです。
6.2、3日に一回丸ごと交換してね。水は流れが止まると腐りやすいので、水にぬめりが出たり、濁ったりしたときが取り替えのサインです。
7.草の丈が20cmくらいになるまでに収穫するといいです。育ちすぎると苦味が出ます。

以上が水菜をペットボトルで育てる手順です。

 

種まきの時期は?

水菜の種まき時期は、春と秋がおすすめです。
春は4月から5月、秋は9月から10月に種をまくと良いでしょう。

水菜は寒さに強いので、冬でも栽培できますが、発芽に時間がかかります。
水菜は高温に弱いので、夏は種が発芽しないか、生長が悪くなる可能性があります。

 

種まきから収穫までの期間

時系列に沿って手順は以下の通りです。

 

1.種まき:

スポンジを受け皿に置いて、スポンジの切り込みの中に種を2粒ずつまく。
爪楊枝につけるとタネまきしやすいです。

 

2.発芽:

スポンジをペットボトルの飲み口の部分に入れる。
スポンジが水に浸かるまで水を入れる。

発芽するまで、毎日水をかえる。
2〜5日くらい経つと、芽が出て根が伸びてくる。

 

3.生育:

タネまきから2週間後、水を全部捨てて、液体肥料を入れる。根っこが浸かるくらい水を入れる。
ペットボトルを遮光する。

遮光したほうが根っこがよく伸びるため、2、3日に一回丸ごと交換する。
水は流れが止まると腐りやすいので、水にぬめりが出たり、濁ったりしたときが取り替えのサインです。

 

4.収穫:

草の丈が20cmくらいになるまでに収穫するといいです。
育ちすぎると苦味が出ます2。約1ヶ月で収穫できますよ。

 

以上が水菜をペットボトルで育てる場合の時系列解説です。

 

水菜を土に植えて育てる場合

水菜は春と秋に種をまくのがおすすめです。春は4月から5月、秋は9月から10月に種をまきます。
水菜は寒さに強いので、冬でも栽培できますが、発芽に時間がかかります3。水菜は高温に弱いので、夏は種が発芽しないか、
生長が悪くなる可能性があります。

水菜の種は畑に直播きします。
サラダなど生食用に小株で収穫する場合は、条間20cmでまき溝をつけ、1〜2cm間隔で条播きにします。

鍋物や漬け物用に大株で収穫する場合は、株間30cm〜40cmで1箇所に3〜4粒を点蒔きにします。
軽く覆土をして鎮圧し、たっぷりと水をやります。

水菜の発芽適温は20〜25℃です。
この温度では播種後3〜5日で発芽します。

発芽したら防虫ネットや寒冷紗を掛けて害虫を防ぎます。
水菜は生育初期は乾燥に弱いので、土が乾いていたら適時水やりを行います。

水菜の生育適温は15〜20℃です。
生長に合わせて間引きをし、大株は疎植、小株は密植気味に育てます。

小株で収穫する場合は、数回間引いて、最終株間を5cmほどにします。
大株で収穫する場合は、本葉1〜2枚の頃に2株を残して間引き、草丈7〜8cmで1株に間引きします。

水菜の施肥量は10㎡当たり成分量でチッソ、リン酸、カリとも春、秋どりで100〜150gです。
元肥を主体に施しますが、播種期によって冬は増肥し、夏は減肥するようにします。
追肥は本葉5〜6枚のころと収穫前1カ月前に10㎡あたりチッソ成分で20〜30g程度施します。

水菜の収穫時期は品種や用途によって異なりますが、一般的には播種後約1ヶ月から3ヶ月程度です。
小株で収穫する場合は草丈15cmくらいが目安です。

大株で収穫する場合は草丈30〜40cmくらいが目安です。
収穫は手で株元をつかんで根から引き抜くか、根元を切り取って行います。

 

以上が水菜を土に植えて育てる場合の時系列解説です。

 

気を付けるべき病害虫

水菜はアブラナ科の野菜なので、アブラナ科に多く発生する病害虫に注意が必要です。
水菜に発生しやすい病害虫とその対策は以下の通りです。

 

白さび病:

葉の表面や茎に乳白色の斑点ができる病気です。
湿度が高くて気温が低いと発生しやすくなります。
発生したら、感染部分を切り取って処分し、残りの株には殺菌剤を散布します。

 

根こぶ病:

根に大小のこぶができる病気です。
土壌中に存在する細菌が原因で、連作障害や土壌酸性化が発生しやすくなります。
発生したら、感染株は処分し、土壌消毒や輪作を行います。

 

カブラハバチ:

葉を食害する害虫です。黒藍色のイモムシ状の幼虫が葉に大きな穴をあけます。
発生したら、幼虫を手で取り除いたり、殺虫剤を散布したりします。

 

アブラムシ:

葉や茎を吸汁する害虫です。
暗緑色の小さな虫が集団で棲みつきます。

吸汁された部分はしおれたり、すす病やモザイク病などのウイルス病を媒介したりします。
発生したら、天敵であるテントウムシやカメムシなどを利用したり、殺虫剤を散布したりします。

 

アオムシ:

葉を食害する害虫です。
緑色の細かい毛がうっすらと生えた小さなイモムシが葉を食べます。

放置すると葉脈以外の部分が食べつくされます。
発生したら、幼虫を手で取り除いたり、殺虫剤を散布したりします。

 

ヨトウムシ:

葉を食害する害虫です。
茶色でイモムシ状の幼虫が夜間に葉を食べます。

初期には葉の表面が食害されるため一部が白く見えるようになります。
発生したら、幼虫を手で取り除いたり、殺虫剤を散布したりします。

 

コナガ:

葉を食害する害虫です。淡緑色の幼虫が葉の表面を食べて白い跡を残します。
放置すると食害された部分が破れます。
発生したら、幼虫を手で取り除いたり、殺虫剤を散布したりします。

 

ハムシ類:

葉や根を食害する害虫です。ダイコンサルハムシやキスジノミハムシなどがあります。
葉に2〜5㎜前後の穴をあけます。
発生したら、成虫や幼虫を手で取り除いたり、殺虫剤を散布したりします。

 

ハイマダラノメイガ:

葉を食害する害虫です。淡黄色の幼虫が葉や茎に潜んでいることもあります。
葉を食い尽くして生育を阻害します。
発生したら、幼虫を手で取り除いたり、殺虫剤を散布したりします。

以上が水菜を育てる際に気を付ける病害虫です。

 

大型に育つ水菜の種類

水菜は、収穫する大きさによって「小株採り用」「中株採り用」「大株採り用」の3種類に分けられます。
小株採り用と中株採り用は、サラダやスープなど生食や加熱調理に向いています。
大株採り用は、鍋物や漬け物などに向いています。

 

小株採り用と中株採り用の水菜の種類

小株採り用と中株採り用の水菜の種類は以下の通りです。

 

サラダ水菜:

水耕栽培で長さ10-15 cmと小さく育てられたミズナ。
葉が細かく切れ込んでいて、シャキシャキした食感が特徴です。

 

京水菜:

京都で古くから栽培されている品種で、葉が細かく切れ込んでいて、茎が太く白いです。
葉は淡い緑色で柔らかく、風味があります。

 

京しぐれ:

京都でつくられる品種で、葉が細かく切れ込んでいて、茎が細く白いです。
葉は濃い緑色で厚く、歯ごたえがあります。

 

京すだれ:

京都でつくられる品種で、葉が細かく切れ込んでいて、茎が細く白いです。
葉は淡い緑色でやわらかく、甘みがあります。

 

京のれん:

京都でつくられる品種で、葉が細かく切れ込んでいて、茎が太く白いです。
葉は濃い緑色で厚く、苦みがあります。

 

千筋京水菜:

関西では一般的な品種で、葉が細かく切れ込んでいて、茎が太く白いです。
葉は淡い緑色で柔らかく、風味があります。

 

赤水菜:

葉の先端が赤紫色になる品種です。
葉は細かく切れ込んでいて、茎は白いです。
葉はシャキシャキした食感と甘みがあります。

 

紫水菜:

葉全体が紫色になる品種です。
葉は細かく切れ込んでいて、茎は白いです。
葉はシャキシャキした食感と苦みがあります。

 

大株採り用の水菜の種類

大株採り用の水菜の種類は以下の通りです。

 

広茎京菜:

葉が大きく、茎が太くて広がる品種です。
草丈は40cmほどになります。
葉は濃い緑色で厚く、歯ごたえと苦みがあります。

 

京みぞれ:

葉が厚くて緑色で、茎が白くて太い品種です。
草丈は30cmほどになります。
葉はシャキシャキした食感と甘みがあります。

 

壬生菜:

水菜の変種で、葉が丸くて緑色で、茎が白くて細い品種です。
京都の壬生地区で栽培されていたものです。
草丈は30cmほどになります。葉はほんのり辛味があります。

以上が水菜の種類です。

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「水菜の栽培はペットボトルでできる。園芸初心者にも簡単。」についてのまとめ

今回は水菜をペットボトルで育てる時の手順と気を付けるべき病害虫について見てきました。
ペットボトル栽培では、栽培時に発生する緑の藻を発生させないことも大切なので、こまめに水を変えたりきちんと遮光したりしたいですね。
水菜には食物繊維が多く含まれていたり、葉酸が含まれていたりと多くの栄養素が含まれています。

自分で栽培して食べる水菜は格別なのではないでしょうか。

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