アラームのスヌーズ機能は何回?スッキリ目覚められる回数

アラームのスヌーズ機能は使っていますか?
一度止めても、設定した回数だけ何度も鳴らしてくれるスヌーズ機能は寝起きが悪い朝でも便利だし、
寝坊の防止に一役買ってくれます。

「スヌーズを何度も止めて寝るのが幸せ」という人もいることでしょう。
記事を書いている筆者もその一人で、ついつい何度もスヌーズをかけ、限界ギリギリまで起きて、寝てを繰り返してしまいます。

ただそんな、アラームのスヌーズ機能ですが、日中起きている時に良くない影響があるという話があります。
今日はそんな、アラームのスヌーズ機能が日常生活に及ぼす影響をお伝えしていきます。
アラームのスヌーズ機能を何度も使ってしまう生活になっている人は是非読んでみてください。

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アラームのスヌーズ機能ってどんな機能?

アラームのスヌーズ機能は、設定したアラームが鳴った後、一定時間(通常は数分)後に再度アラームが鳴るようにする機能です
。スヌーズボタンを押すことで、アラームを一時停止し、指定された時間後に再度アラームが鳴ります。
これにより、少しの間眠りを続けることができます。

しかし、スヌーズ機能に頼りすぎると、時間に遅れる可能性があるため注意が必要です。

 

アラームのスヌーズ機能を使ってる人はどのくらいいるの?

成人の1/3もの人がアラームのスヌーズ機能を使っているというアンケート結果が出ています。
また、スヌーズ機能を使っているという人は「1回のアラームで起きられる」ということはほとんどなく、
毎朝スヌーズ機能で起きているとのことです。

この記事の筆者も実は毎回スヌーズ機能を使って起きており、
スヌーズ機能なしのアラーム一回で起きたのは記憶にないくらい昔な気がしています。

 

スヌーズ機能が「睡眠サイクル」のリズムを乱してしまう

スヌーズボタンを押すことによって、アラームからの音が止まり、
数分後に再び音が鳴るように設定されます。

しかしながら、このスヌーズ機能が睡眠サイクルを乱す理由は、
再びアラームが鳴る前に、深い睡眠から浅い睡眠に移行し始めてしまうからです。

このような状態では、再びアラームが鳴ったとしても、すでに熟睡状態に戻ることは困難となり、
より悪い睡眠状態に陥る可能性があります。

 

「入眠→浅い眠り→深い眠り」のサイクルを繰り返している。

通常の睡眠サイクルは、入眠→浅い眠り→深い眠り→浅い眠り・・・を繰り返しています。
この、深い眠りのことは「ノンレム睡眠」、再度入る浅い眠りの事は「レム睡眠」と呼ばれています。

夢を見ている状態なのは「レム睡眠」の浅い眠りの方。
寝ている間も脳が活発に動き、情報を整理しているために夢を見るのだと言います。

一方の「ノンレム睡眠」の深い眠りの方は体の免疫システムを強化し、
日常生活で疲れた体の細胞を回復させ、骨や筋肉を作る作業を行っている状態です。

 

「レム睡眠→ノンレム睡眠」のサイクルは90分程

「レム睡眠→ノンレム睡眠」のサイクルは90分程で一周することが知られています。

「お昼寝の時間は90分単位にするとスッキリ目覚められる」と言われているのはこのためです。
入眠までの時間や、周期の個人差もあるのでピッタリ行くとは限りませんが、

「入眠10分→レム睡眠(浅い眠り)10分→ノンレム睡眠(深い眠り)50分→レム睡眠(浅い眠り)20分→起床」となり、レム睡眠の浅い眠りからスムーズに起きられ、スッキリと目覚められるとのことです。

 

「レム睡眠」について

レム睡眠は、Rapid Eye Movement(急速眼球運動)という名称で知られ、深い睡眠の一種です。
レム睡眠は、睡眠サイクルの中で浅い睡眠から深い睡眠に移行する段階で発生し、
通常は90分から120分ごとに起こります。

レム睡眠中は、脳波が活発になり、筋肉が弛緩していることが特徴で、夢を見ることもあります。
レム睡眠は、身体の回復や学習や記憶の定着に重要な役割を果たしています。

 

「ノンレム睡眠」について

ノンレム睡眠は、Non-rapid Eye Movement(急速眼球運動が無い状態)の略です。
睡眠サイクルの1つで、眠りが浅く、脳波の周波数も遅くなります。
4つの段階に分かれています。

最初の3つの段階は、体温や心拍数が低下し、脳波も徐々に遅くなります。
4つ目の段階は、REM(Rapid Eye Movement)睡眠に移行する前の短い期間で、脳波が再び速くなります。
ノンレム睡眠は、体を休め、疲れを取るのに重要な役割を果たします。

また、記憶力や学習能力の向上にも関与しています。

 

アラームのスヌーズ機能に慣れてしまうと更に良くない

アラームのスヌーズ機能を繰り返し使うことで、睡眠サイクルが崩れ、睡眠不足や疲れを引き起こす可能性があります。
また、スヌーズを使い続けることで、身体がアラームに対して鈍感になり、
起床困難症候群といった問題を引き起こすことがあります。

そのため、できる限りスヌーズ機能の使用を控え、十分な睡眠をとるよう心がけることが重要です。

 

スヌーズ機能に慣れてしまうと起こる悪循環

アラームのスヌーズ機能に慣れてしまうと、
体自身が「就寝するタイミング」「起床するタイミング」が分からなくなってしまい、
体内時計が混乱してしまいます。

アラームで覚醒した脳が再度入眠し、スヌーズ機能で再び覚醒することで
脳がタイミングを計れずに混乱してしまうからです。

脳が「就寝するタイミング」を分かっていないと、ベッドに入った時の寝つきが悪くなり、
なかなか寝付けない日も多くなってしまいます。
その結果として、生活に必要な睡眠量を確保できないということになります。

研究結果にによると、睡眠不足の状態が1週間続くだけで、体内の細胞が何百と破壊されてしまい、
それによって免疫力が低下したりストレスでイライラしたり、集中力が低下してしまうといいます。
免疫力が低下してしまうと季節性の病にかかりやすいなどデメリットしかありません。

病にかかってしまうとそれこそ日中の活動パフォーマンスは低下し、
病気を治すことにエネルギーを注がなければなりません。

アラームのスヌーズ機能を日常的に使っている人はそのような悪循環に陥る可能性があるということも
覚えておかなくてはなりません。

 

スッキリと起きるために、スヌーズ機能以外でできること

「アラームのスヌーズ機能は体に良くない影響がある」ということが分かりました。
では、スムーズ機能を使わなくてもスッキリと起きられる方法を見ていきましょう。

1. 毎日決まった時間に寝る
2. 適度な運動を心がける
3. 寝室の環境を整える(暗く静かな部屋、快適な温度)
4. スマートフォンやパソコンの使用を寝る前に控える
5. 目覚まし時計を寝室の遠い場所に置く
6. 朝に早めに起きて、日光を浴びる
7. 睡眠の質を高めるために、ストレスを減らす努力をする

これらを実践することで、体は「入眠時間」「起床時間」を把握することができ、
睡眠の質も高めることができるため、一度のアラームでスッキリと目覚められます。

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「アラームのスヌーズ機能は何回?」についてのまとめ

「アラームのスヌーズ機能」は睡眠サイクルに良くない影響があり、
睡眠の質の低下、免疫力が低下して病気にかかりやすくなるなどの悪影響があることが分かりました。

「スヌーズ機能は良くない」となんとなく分かっている状態ではずるずるとスヌーズ機能を使い続けてしまうのですが、
そのメカニズムを理解していると「明日からスヌーズ機能なしで起きる努力をしてみようかな」
という気持ちになってきますね。

日常生活で睡眠の質を高める努力をするのそうですが、
一つ一つの行動に目を向け、それを睡眠にとっていい方向に変えていくことで、
睡眠の質をさらに高め、日常生活で高いパフォーマンスを出せるようにしていきたいですね。

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8 COMMENTS

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