五月病で眠れない?その症状、原因と対策とは

春になって新年度が始まり、仕事や学業に少し慣れてきたころ、
「なんだかやる気が出ない。気分が上がらない。」
「5月に入ってなんだか調子が悪く眠れない。」なんてことはないでしょうか?

それはいわゆる「五月病」かもしれません。

「五月病」という名前じたいはかなり前から使われており、症状についてもなんとなく知ってる方が多いのではないでしょうか。
今日はそんな「五月病」について、睡眠との関係や原因と対策についてお伝えしていきます。

[quads id=1]

 

五月病だと眠れないの?

五月病は、新しい環境やストレスによって引き起こされる気分の低下や不安感を指す言葉です。
睡眠の質が悪いと、ストレスに対する耐性が低下し、五月病のリスクが高まります。
また、睡眠不足は脳や身体に悪影響を与えるため、五月病だけでなく、様々な健康問題も引き起こす可能性があります。

よって、十分な睡眠をとることが重要です。

 

五月病とは

五月病とは、新しい生活スタイルや環境に適応するために必要なエネルギーが枯渇し、
気分が落ち込んだり、体調が崩れたりする現象のことを指します。

主に新社会人や学校生活から社会人への移行期に見られることが多く、
五月に多発することから「五月病」と呼ばれています。

 

五月病が発症するタイミング

五月病が発生するタイミングとしては、主に以下のような場合があります。

 

1. 新しい生活環境に適応するためのエネルギーが枯渇した時

新しい生活環境に適応するためのエネルギー枯渇してしまうと。5月病の発症に繋がると言われています。
4月は周りを取り巻く環境・人間関係・仕事や学業など、あらゆることが新しくなります。

新鮮な気持ちで色々に取り組める反面、3月までよりも多くのエネルギーを使います。
エネルギーが枯渇してしまう前に、「頑張り過ぎない」「適度に休憩を挟む」など、自分自身の体調と相談しながら過ごすのが良いでしょう。

 

2. 新しい職場や学校で自分に合わない環境がある場合

新しくなった職場環境や友人関係、仕事内容や勉強内容など、
今までのやり方や習慣が通用しなかったり、気を遣う場面が多くなると五月病の発症の原因になると言われています。

ただでさえエネルギーを多く使う年度初め。4月、5月は頑張り過ぎないことが大切です。
色々な環境変化に初めから適応するのは難しいので、徐々に体を慣らしていく必要があります。。

 

3. 同期やクラスメイトとの人間関係がうまくいかない場合

動悸やクラスメイトとの人間関係が上手くいかない場合にも五月病を発症する原因になるとされています。
「悩みの9割は人間関係からくるもの」と言われるように、3月まで上手くいっていた人間関係がガラッと変わり、
新しい環境で再構築していくのにはエネルギーと試行錯誤をしなければなりません。

始めはぶつかったり、上手くいかなかったりすることもあるでしょう。
そういう場合でも頑張り過ぎず、時には身を引くことも大切です。

 

4. 4月に入社や入学してから、実際の業務や授業が始まる5月になった時

4月に入社や入学をし、1か月間の研修期間を経て、実際の業務や本格的な授業が開始となる5月になると
その名の通り「五月病」を発症することがあります。

業務が始まると仕事の一つ一つに責任が付き纏うし、本格的な授業になると節目節目のテストもあるでしょう。
考えなければいけないことが一気に増え、脳が疲弊している状態なのです。

そういう場合でも、焦らず、頑張り過ぎず、自分のペースで着実にタスクをこなしていくことが重要です。

 

これらの要因が重なることで、五月病が発生することがあります。ただし、個人差があるため、必ずしも全ての人が五月病にかかるわけではありません。

 

五月病の原因

5月病になる原因は、春から夏にかけての季節変化による疲れやストレス、新しい環境に適応するためのプレッシャー、
年度末や新年度の始まりに伴う仕事上の変化や責任増加などが挙げられます。

また、新型コロナウイルスの影響により、社会情勢の変化や自粛生活のストレスも5月病の原因となる可能性があります。

 

「新型コロナウイルス」と「五月病」の関係について

新型コロナウイルスの影響により、社会情勢の変化が生じ、多くの人々が自粛生活を余儀なくされるようになりました。
このような状況下で、日常生活や仕事においてストレスが増し、不安や孤独感を感じる人が増えることが考えられます。
そのため、新型コロナウイルスの影響が5月病の原因になる可能性があります。

また、新型コロナウイルスによる社会情勢の変化によって、仕事上の変化や責任増加などが生じ、これらが5月病の原因となる可能性もあります。

 

五月病になりやすい人

五月病になりやすい人の特徴・生活習慣は以下のようになります。

 

1. 新しい環境やルーティンに適応するのが苦手:

五月病になりやすい人は、新しい環境やルーティンに適応するのが苦手で、ストレスを感じやすい傾向があります。
これは、仕事や学校などで環境が変わると不安や緊張を感じ、ストレスをため込んでしまうことが原因です。

 

2. 長期休暇後にモチベーションの低下を感じる:

五月病になりやすい人は、長期休暇後に仕事に戻る際にモチベーションの低下を感じることが多いです。
これは、長期休暇中にリラックスしているため、仕事に戻るとストレスがかかり、モチベーションが低下してしまうことが原因です。

 

3. 睡眠不足や食生活の乱れ:

五月病になりやすい人は、睡眠不足や食生活が乱れている人が多いです。
睡眠不足や食生活が乱れている人は、体調が不安定になり、ストレスに弱くなります。
そのため、五月病にかかりやすくなります。

睡眠は、体の回復や疲れをとるために重要であり、食生活は、体に必要な栄養を摂取するために重要です。
五月病を予防するためには、十分な睡眠とバランスの取れた食事を心がけることが大切です。

 

五月病の症状・特徴について

五月病は、新しい学年や新しい職場での緊張やストレスからくる、気分の落ち込みや身体的な不調を指します。

具体的な症状としては、
やる気が出ない、集中力が低下する、イライラする、食欲がない、睡眠障害がある、肩こりや頭痛、胃腸の不調がある
などが挙げられます。

また、社会人に多い症状ですが、学生にも見られることがあります。

 

五月病の直し方・予防の方法

五月病を克服するためには、以下のことが役立つでしょう。

 

五月病になってしまったときの直し方

1. 日常生活を見直す:

健康的な食生活、十分な睡眠、運動、リラックスする時間を確保することが重要です。

 

2. 目標を設定する:

目標を設定して、達成するための計画を立てることで、やる気が出ます。

 

3. 適度なストレスを受ける:

ストレスのない生活はありえませんが、ストレスをうまくコントロールすることが重要です。

 

4. 新しいことに挑戦する:

新しいことに挑戦することで、自分自身を刺激し、やる気を引き出すことができます。

 

5. コミュニケーションを取る:

家族や友人とコミュニケーションを取ることで、ストレスを解消したり、助言や支援を受けたりできます。

 

以上の方法を試して、五月病を克服することができるかもしれません。

 

五月病の予防方法

五月病の予防方法には、以下のようなものがあります。

1. 睡眠を十分にとること。
2. 適度な運動やストレッチを行うこと。
3. 食生活に気をつけ、バランスの良い食事を心がけること。
4. 趣味を持つことや、楽しいことをすることでストレスを解消すること。
5. 友人や家族とコミュニケーションをとること。

これらの方法を実践することで、五月病を予防することができます。

[quads id=1]

 

「五月病だと眠れない?」についてのまとめ

五月病は、新しい環境や人間関係に疲れてしまった場合に起こる、体の訴えです。

新年度が始まり、1か月が経ち、本格的に色々が始まる5月。
しっかりと睡眠を取ることや、食生活に気を遣うこと、時には頑張り過ぎずに休むなどをし、
無理なく徐々に新しい環境に馴染んでいきましょう。

[quads id=1]

 

2 COMMENTS

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です