寒い冬も終わり、冬用の布団ではだんだんと暑くなってくる4月。
暑くて寝苦しい日はあっても、寒い日もあり、なかなか布団を衣替えすることに踏み切れませんよね。
今日はそんな布団の衣替え時期について、気温を目安にお伝えしていきます。
「冬用の布団をいつしまえばいいか分からない」という人は参考にしてみてください。
室温が何度になったら冬用の布団をしまえばいいの?
冬布団は気温が何度になったらしまえばいいのでしょうか。
冬から春になるとき
一般的には、室温が15℃以上になったら冬布団をしまって、肌掛け布団や綿毛布などに変えるのが目安とされています。
ただし、人によって寒さや暑さの感じ方は違うので、自分の快適な温度を見つけることが大切です。
また、湿度も睡眠の質に影響するので、加湿器やぬれタオルなどを使って、50%前後に保つようにしましょう。
春から夏になるとき
夏用の布団に変える気温の目安は、室温が25℃以上になったらというのが一般的です。
夏用の布団としては、冷感タイプの夏用肌掛け布団や綿毛布、タオルケットなどがおすすめです。
ただし、気温や湿度によっても快適さは変わりますし、個人差もありますので、自分の感じ方に合わせて調整することが大切です。
夏から秋になるとき
秋用の布団に変える気温の目安は、室温が20℃を下回る日が続いたらというのが一般的です。
秋用の布団としては、肌掛け布団や綿毛布、タオルケットなどがおすすめです。
秋から冬になるとき
冬用の布団に変える気温の目安は、室温が15℃を下回る日が続いたらというのが一般的です。
冬用の布団としては、本掛け布団や2枚合わせ布団などがおすすめです。
ただし、気温や湿度によっても快適さは変わりますし、個人差もありますので、自分の感じ方に合わせて調整することが大切です。
また、寝る前に寝室を適切な温度に冷やしておくと、寝付きが良くなります。
布団をしまうまえにしたい手入れ
布団をしまうときにするべき手入れについて、以下のようなポイントがあります。
1、布団を干してよく乾燥させる:
天気の良い日に一度天日干しすると、湿気が抜けてふっくらしますし、紫外線の殺菌効果もあります。
2、通気性の良いカバーや収納袋に入れる:
ビニール製など通気性のない袋だと、カビやダニが繁殖する原因になります。防虫剤も一緒に入れると効果的です。
3、湿気の少ない場所に保管する:
押し入れやクローゼットの上段やすのこなどを利用して、床に直接置かないようにします。除湿剤やすのこラックも活用できます。
4、長期収納している場合も定期的に日干しや乾燥を行う:
カビやダニ、臭いを防ぐために、収納場所から出して干したり、除湿機を使ったりしましょう。
以上が、布団をしまうときにするべき手入れのポイントです。
布団を清潔に保つことで、快適な睡眠を得られます。
翌シーズンも使うために
布団はしまっている間に虫食いになったり、ダニが繁殖したりする可能性があります。
その原因について、以下のようなことが考えられます。
・布団をしまう前に十分に乾燥させなかった場合、湿気がこもってカビやダニの温床になります。
カビは布団の繊維を分解して虫食いのような穴を作ります。
ダニは布団の中で増殖し、アレルギーの原因になります。
・布団をしまう場所が高温多湿で通気性の悪い場所だった場合、カビやダニが発生しやすくなります。
特に夏場は注意が必要です。
・布団をしまうときに防虫剤や防カビ剤を使わなかった場合、虫やカビの被害を防ぐことができません。
防虫剤や防カビ剤は布団の寿命を延ばす効果もあります。
・布団を長期間しまっておいて、定期的に日干しや乾燥をしなかった場合、虫やカビやダニが増え続けます。
布団は最低でも3ヶ月に1回は日干しや乾燥をすることが望ましいです。
以上が、布団はしまっている間に虫食いになったり、ダニが繁殖したりする原因です。
布団をしまうときには、手入れのポイントを守って、清潔で快適な状態を保ちましょう。
収納場所にも気を付けよう
布団をしまう場所について、最適なのは押入れやクローゼットなどの通気性の良い場所です。
しかし、収納スペースが狭い場合や収納場所がない場合もありますよね。そんなときは、以下のような方法がおすすめです。
1、布団収納ケースを使う:
布団を立てて横向きに収納できるケースが市販されています。
これを使えば、クローゼットや押入れの上段や隙間にスッキリと収納できます。
2、圧縮袋を使う:
布団を圧縮袋に入れて空気を抜けば、かさばりにくくなります。
ベッド下やソファ下などのデッドスペースに収納できます。
ただし、羽毛布団は圧縮袋に入れると品質が劣化する可能性があるので注意してください。
3、トランクルームを利用する:
自宅に収納場所がない場合は、トランクルームに預けるのも一つの手です。
トランクルームは温度・湿度がコントロールされているので、カビやダニの発生を防げます。
また、24時間いつでも利用できるので、必要に応じて取り出すことができます。
以上が、布団をしまう場所についての詳しい説明です。
自分の生活スタイルや収納環境に合わせて、最適な方法を選んでみてください。
「気温」から室内温度を割り出す「暖房負荷計算」とは
暖房負荷計算とは、建物の断熱性能や気密性能、気候条件などに基づいて、暖房に必要なエネルギー量を計算することです。
暖房負荷計算を行うことで、適切な暖房設備の選定や省エネルギーの設計が可能になります1。
暖房負荷計算の一般的な方法は、次のようなものです。
必要暖房能力 = (Q値 + C値/10) x その部屋の面積 x (設定室温 – その地域の年間最低温度)
Q値とは、建物全体の熱損失係数で、断熱性能を表す指標です。Q値が小さいほど断熱性能が高くなります。
C値とは、建物全体の換気熱損失係数で、気密性能を表す指標です。C値が小さいほど気密性能が高くなります。
設定室温とは、暖房時に快適に感じる室温で、一般的には20℃程度とされます。
年間最低温度とは、その地域で観測された最も低い気温で、気象庁の統計データから参照できます。
例えば、Q値が2.0、C値が0.5の住宅で、10㎡の部屋を20℃に暖める場合を考えます。その地域の年間最低温度が-5℃だとすると、
必要暖房能力 = (2.0 + 0.5/10) x 10 x (20 – (-5)) = 525 W
となります。
この場合、必要暖房能力は525 W程度です。
このようにして、部屋ごとや建物全体の必要暖房能力を計算することができます。
自分の住まいの断熱性能や気密性能を知ることで、最適な暖房設備を選ぶことができます。
布団の衣替えが上手くいっていない(温度)以外で「寝苦しい」と感じる原因
布団の衣替えが上手くいっていない(温度)以外で「寝苦しい」と感じる時には、さまざまな原因が考えられます。
以下に代表的なものを挙げます。
なんらかの病気の症状の場合
喘息、肺炎、無呼吸症候群、気胸、塞栓症、慢性気管支炎、自律神経失調症、パニック障害、うつ病などが
寝苦しさを引き起こす可能性があります。
これらの病気は放置すると命に関わることもあるので、早めに医師に相談することが大切です。
食事をとる時間帯と食材が適切ではない場合
寝る直前に食事をすると、消化や吸収のために体が活動し、眠りにくくなります。
また、消化に悪い食べ物や刺激物を摂取すると、胃酸の分泌や利尿作用が促進されて睡眠を妨げます。
寝る前の食事は軽めにし、カフェインやニコチンは控えるようにしましょう。
就寝前にカフェインを摂取している場合
カフェインはコーヒーや紅茶、緑茶などに含まれており、覚醒作用があります。
就寝前にカフェインを摂取すると、脳内でアドレナリンなどの覚醒成分が分泌されて興奮状態になります。
カフェインは午後遅い時間でも睡眠に影響するので、就寝2時間前までには摂取をやめるようにしましょう。
精神的な緊張を抱えている場合
ストレスや不安、心配事などがあると、思考が止まらずに眠れなくなります。
また、ストレスは体を強張らせて筋肉疲労や頭痛を引き起こすこともあります。
ストレスの原因を解決するのが一番ですが、難しい場合はリラックス法や呼吸法などで心身を落ち着かせることが大切です。
寝室環境と生活習慣が良くない場合
寝室の音や光、気温や湿度は睡眠に影響します。静かで暗くて涼しい部屋が快適な睡眠に適しています。
また、スマートフォンやタブレット、パソコンなどのブルーライトは脳を活性化させてしまうので、
就寝前は使用を控えるかブルーライトカットのメガネを装着するようにしましょう。
生活リズムも大切で、毎日同じ時間に起きたり寝たりすることで体内時計を整えることで寝苦しさを解消できる場合もあります。
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「布団の衣替えの時期はいつ?」についてのまとめ
気温が大きく変わる、冬から春にかけての時期や夏から秋に入る時期、
布団の衣替えをしなくてはなりません。
しかし、そのタイミングを見誤ると体調を崩したり風邪を引いてしまうこともあります。
自分の暮らす家の気温を知って、適切なタイミングで布団の衣替えを行い、
いつも快適な睡眠を取りたいですね。
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