布団とベッドの違いは、引っ越しをする時に悩むポイントですよね。
社会人になり一人暮らしを始める、仕事の都合で引っ越しをする、同棲を始めるなど、さまざまな節目の場面でその悩みに直面します。
今日はそんな、布団とベッドの違いについて睡眠の質の観点から見ていきます。
これから寝具を買う予定のある方は参考にしてみてください。
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ベッドで寝ている人の割合は?
気になる「ベッドで寝ている人の割合」ですが、アンケートによると
年代を問わず「布団34%:ベッド60%:その他6%」という結果になったそうです。
最も差があったのは40代で、「布団37%:ベッド55%:その他8%」、
最も差が少なかったのは20代で、「布団26%:ベッド70%:その他4%」になったそうです。
個人的な予想としては年配の60代以上の方は布団を使っていることが多いのかと思っていましたが、意外な結果でした。
ちなみにその他というのはソファで寝たり、床や畳に直接寝たりという人たちです。
宿泊先ではほとんどがベッド
旅館やホテルなど、様々な宿泊先があり、その利用用途は観光だったり仕事だったりと様々です。
ビジネスホテルの場合は9割以上が寝具にベッドを使用しており、和室がメインの旅館では、
布団で寝られるところも多いそうです。
ただ、最近の旅館ではベッドを設置している和室が増えてきているそう。
理由は、純粋な「和」ではなく、「和モダン」が好まれる傾向が高いことと、
外国人観光客の増加が大きな理由です。
日本以外で布団で寝ている文化の国は?
日本以外でも布団で寝る文化のある国はいくつかあります。
韓国では「オンドル」と呼ばれる薄い布団が床に敷かれていたり、
ベトナムの高山地域でもふかふかの布団をかぶって寝るそうです。
ベッドで寝るメリット・デメリット
では、ベッドで寝るメリット、デメリットはどんなものがあるのでしょうか?
一つづつ見ていきましょう。
ベッドで寝るメリット
ベッドで寝るメリットは以下の通りです。
1. 腰痛や背中の痛みを軽減することができる。
ベッドは体圧分散効果が高く、体にかかる圧力が均等に分散されるため、快適な睡眠を得ることができます。
2. ベッドは通気性が確保されているものが多い
通気性が確保されていると清潔さが保てるため、アレルギーを持つ人にも向いている。
3.ベッド下に収納スペースがある
収納スペースがある場合は、ベッド下に物を収納することができ、部屋をスッキリと保つことができる。
4. 寝返りがしやすい
マットレスの反発がある分、布団よりもベッドの方が寝返りがしやすく、快適な睡眠を得ることができる。
ベッドで寝るデメリット
ベッドで寝るデメリットには、以下のようなものがあります。
1. 腰痛のリスクが高くなる:
ベッドは硬さや柔らかさが様々で、自分に合ったマットレスを選ばないと
腰痛などのリスクが高まることがあります。
2. 温度調整が難しい:
ベッドは体温が上がっても蓄熱しやすく、夏場などは暑くて寝苦しいことがあります。
3. 寝汗が吸収されにくい:
布団に比べるとベッドは吸水性が低く、汗が吸収されにくいので、不快感を感じることがあります。
4. 掃除が面倒:
ベッドは布団よりも重く、掃除する場合に大変です。また、汚れを落とすのも難しい場合があります。
以上が、ベッドで寝るデメリットの一部です。
布団で寝るメリット
ベッドで寝ることのメリット・デメリットがある一方で、布団で寝ることにもメリット・デメリットがあります。
こちらも一つづつ見ていきましょう。
布団で寝るメリット
布団で寝るメリットは以下の通りです。
1. 柔らかい:
布団は柔らかくて快適な寝心地があります。
床に敷いた敷布団は、マットレスにはない感触で慣れている人はこちらの方寝やすいと感じる方が多いです。
2. 適温:
布団は体温を調整しやすく、暖かい冬の夜でも快適に眠ることができます。
3. 省スペース:
布団は畳んで収納することができるため、スペースを節約することができます。
ベッドを置いてしまうと自由に使えるスペースが極端に少なくなってしまう人は
布団を考慮してみても良いかと思います。
4. 清潔:
布団は定期的に干すことで湿気を取り除き、清潔な状態を保つことができます。
また、移動させやすいのも大きなメリットになります。
そのため、隙間にホコリが溜まってしまってもすぐに取り除けることもメリットの一つです。
5. 身体にフィット:
布団は身体にフィットして寝姿勢を整えることができ、疲れやすい体をリラックスさせることができます。
布団で寝るデメリット
布団で寝るデメリットは以下のようなものがあります。
1. 体の不快感:
布団は柔らかく、形が変わりやすいため、体を支えることができず、体に不快感を与えることがあります。
特に腰痛や背中の痛みを抱えている人にとっては、布団で寝ることは不快に感じることがあります。
2. 湿気:
布団は空気を通しにくく、湿気をためやすいため、カビやダニの繁殖の原因になります。
特に夏場は、汗をかきやすく、湿気がたまりやすいため、不快に感じることがあります。
3. 清潔さ:
布団は大きくて重いため、洗うことが難しく、清潔に保つことができないことがあります。
特にアレルギー性疾患を抱えている人にとっては、ダニやカビなどのアレルゲンがたまりやすく、
健康被害を引き起こすことがあります。
4. 寝心地:
布団は体にフィットすることが難しいため、寝心地が悪く、不眠症になることがあります。
また、布団は夏場には暑く、冬場には寒く、季節によって寝心地が大きく異なります。
自分はベッドと布団、どっぢの方が合っているの?
ベッドと布団は互いに影響し合うため、どちらが自分に合っているかを調べるには、
両方を比較しながら考える必要があります。
以下は、自分に合ったベッドと布団を見つけるためのポイントです。
1. 寝姿勢を考える:
自分がどのような寝姿勢で寝るかを考え、寝返りをしやすいマットレスを選ぶことが大切です。
また、腰痛や肩こりなどの体の不調がある場合は、それに合わせた硬さのマットレスを選ぶことが重要です。
2. ベッドの大きさを考える:
自分の身長や体型に合ったベッドの大きさを選ぶことが大切です。
また、ベッドのサイズによっては、部屋の広さや移動のしやすさも考慮する必要があります。
3. 予算を考える:
ベッドとマットレスの価格は様々です。自分の予算に合わせて、適切なものを選ぶことが大切です。
価格帯も、敷布団の方が安く収まる傾向にあり、ベッドとマットレスは高くなる傾向にあります。
4. 実際に寝てみる:
ベッドとマットレスは、実際に寝てみることで自分に合っているかどうかがわかります。
ショップで試着や試寝をすることをおすすめします。
以上のポイントを考慮しながら、比較していくことで自分がベッド布団、
どっちが合っているのかを見つけることができます。
「布団とベッドの違いは?」についてのまとめ
布団で寝ることも、ベッドで寝ることもどちらもメリットがあり、デメリットもあります。
昔は布団で寝ていた人も、生活環境の変化でベッドにして、その寝やすさに気が付く方もいますし、
逆に布団で寝てみてその快適さに気が付くこともあります。
人は「一生の1/3は寝て過ごす」は有名なフレーズですが、
その1/3を出来れば自分にとって最も快適な環境で過ごしたいですよね。
自分にとって適切な寝具を選んで、睡眠の質を上げましょう。
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