「家にずっといるよりも外に出た方が良い」というのは、ずっと言われていますよね。
でも、ただ目的もなく散歩するのは気が乗らない方も多いのではないでしょうか。
私もそうで、散歩をするのは好きですが、いつも「買い物のついで」とか、
「行ってみたいランドマーク(浅草の雷門など)までとりあえず歩く」
という感じで、何らかの目的を作って散歩をしていることがほとんどです。
浅草の雷門や、港区の東京タワーなど、一つのランドマークを目的に散歩をするのも
「ランドマーク以外の発見」があって楽しいですし。
綺麗な街並みを目指してそこで買い物するのも楽しいものです。
今日は、「散歩をするのに楽しい綺麗な街並み」についておすすめをお伝えします。
「普段とは違う雰囲気の街で買い物をしてみたい」という人は参考にしてみてください。
都内で綺麗な街並みを楽しめる地域
都内で綺麗な街並みを楽しめる地域を5つ紹介します。
浅草寺:
雷門や仲見世通りなど、江戸の風情が残る歴史的なスポットです。
雷門:
浅草寺の総門で、浅草のシンボルとして有名です。門の右手には風神、左手には雷神が祀られています。
門の中央には重さ700kgの赤い大提灯が吊るされています。
仲見世通り:
雷門から本堂まで続く商店街で、日本最古の商店街と言われています。
お土産物屋や飲食店が約90軒並び、日本ならではのお土産やグルメを楽しめます。
宝蔵門:
浅草寺第二の門で、仲見世通りの奥にあります。門の左に啊形像、右に吽形像が安置されています。
伝来の経典や寺宝を収蔵したことから宝蔵門と呼ばれるようになりました。
本堂:
浅草寺の中心的な建物で、聖観音菩薩を本尊としています。
1945年の東京大空襲で焼失しましたが、1958年に再建されました。
五重塔:
浅草寺の境内にある高さ53.32mの塔で、宝蔵門の隣にあります。
1945年の東京大空襲で焼失しましたが、1973年に再建されました。
伝法院:
浅草寺の別院で、宝蔵門から伝法院通りを北へ進んだところにあります。
江戸時代に建てられた建物が現存し、関東大震災や東京大空襲を免れた貴重な文化財です。
お台場海浜公園:
海と空と都心の景色が一望できる公園で、夜景も美しいです。
自由の女神像:
お台場海浜公園のシンボルとして知られる高さ12.5mのブロンズ像です。
1998年に日本とフランスの友好関係を記念して設置されました。
レインボーブリッジ:
お台場海浜公園から見える東京湾をまたぐ橋で、夜にはイルミネーションで彩られます。
砂浜:
お台場海浜公園には人工の砂浜があり、ウィンドサーフィンやヨットなどのウォータースポーツを楽しめます。
海水浴や釣りは禁止されています。
マリンハウス:
お台場海浜公園にある施設で、シャワーやロッカー、更衣室などが利用できます。
有料ですが、ウォータースポーツをする人に便利です。
お台場レインボー公園:
お台場海浜公園の東隣にある港区立の公園で、シーソーやブランコ、滑り台などの遊具があります。
小さな子供から小学生まで楽しく遊べます。
東京ゲートブリッジ:
恐竜のような形をした橋で、東京港や都心を見渡せます。
橋の形:
東京ゲートブリッジは、鋼3径間連続トラスボックス複合構造という形式の橋で、最大支間長は440mです。
橋の高さに制限があるため、吊り橋や斜張橋ではなく、トラス構造が採用されました。
橋の形が恐竜が向かい合っているように見えることから、恐竜橋とも呼ばれます。
歴史:
東京ゲートブリッジは、江東区若洲と大田区城南島を結ぶ東京港臨海道路の一部として建設されました。
事業期間は2002年から2011年で、2012年2月12日に開通しました。
建設中には桁の溶接割れや鉄骨の変形などのトラブルがあり、完成が半年ほど遅れました。
観光:
東京ゲートブリッジには歩道があり、若洲側から入って橋を歩くことができます。
歩道からは、東京湾やレインボーブリッジ、東京スカイツリーなどの景色を楽しめます。
また、夜にはLED照明によるライトアップが行われます。
奥多摩湖:
小河内ダムによって造られた人造湖で、周辺は豊かな自然に囲まれています。
歴史:
奥多摩湖は、昭和13年に建設が始まり、昭和32年に完成した小河内ダムによって誕生しました。
小河内ダムは、当時は世界最大規模の貯水池であり、現在でも水道専用貯水池としては日本最大級です。
小河内ダム建設のために水没した小河内地区には、古い寺院や温泉などがありましたが、その一部は現在地に移転されています。
観光:
奥多摩湖は、四季折々の美しい景色を楽しめる観光スポットです。
桜、新緑、紅葉などの自然の魅力に加えて、橋や遊歩道などの人工の魅力もあります。
例えば、以下のようなスポットがあります 。
麦山の浮橋:
奥多摩湖を歩いて渡ることができる浮橋です。
別名「ドラム缶橋」とも呼ばれます。
湖面に吹く風を感じながら歩くと爽快です。
いこいの路:
奥多摩湖の南岸を歩くことができる遊歩道です。
全長12kmで約4時間かかります。
途中には史跡や家並みなどがあります。
小河内神社:
小河内地区の鎮守神であり、首都用水の守り神となっている神社です。
平安時代から鎌倉期にかけての作とみられる多くの神像があります。
鶴の湯源泉:
江戸時代に名湯として知られた温泉です。
現在は町内の旅館や民宿などに運ばれて利用されています。
東京スカイツリー:
日本一高いタワーで、展望台からは東京の絶景が見られます。
歴史:
東京スカイツリーは、2012年5月22日に開業した日本一高い建造物です。
東京タワーの老朽化や高層ビルの増加により、電波塔としての機能が低下していたことから、新たな電波塔として建設されました。
設計は日本人建築家の伊東豊雄氏が担当し、日本の伝統的な美意識や技術を取り入れています。
東京スカイツリーの周辺は、江戸時代から栄えた下町であり、古くから多くの人々が暮らす歴史ある地域です。
観光:
東京スカイツリーの街並みは、見どころがたくさんあります。
まずは、東京スカイツリー自体にある展望台やカフェ、レストランなどを楽しみましょう。
展望台は地上350mと450mにあり、360度のパノラマビューで東京の景色を眺めることができます。
特に天気が良ければ、富士山や東京湾なども見えるかもしれません。展望台にはガラス張りの床や映像ショーなどもあります。
また、展望台から降りたら、東京スカイツリータウンにある商業施設「東京ソラマチ」でショッピングやグルメを楽しんでください。
約300店舗以上のお店があります。さらに、「すみだ水族館」や「プラネタリウム“天空”」などもあります。
水中トンネルやペンギンパレードなどが見られる水族館や、満天の星空を再現したプラネタリウムは、非日常的な体験ができます 。
「綺麗な街並みを楽しめる地域」についてのまとめ
一つのランドマークを見ることを目的に観光に行くのも楽しいですが、
その地域の街並みや雰囲気、近くに住んでいる人が普段どこで買い物していいるのかまで目を向けてみると、
新たな発見がたくさんあります。
綺麗な街並みで散歩をし、買い物をし、いつもは味わえない雰囲気を感じてみてはいかがでしょうか。
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